植物園から今月の花トピックスをお届けいたします。
チャノキ
1191年に僧の栄西が中国から持ち帰り、緑茶用に各地で栽培されています。丸く刈り込まれることが多いが、そのままにしておくと高さ7〜8メートルになるものもあります。ツバキ科ツバキ属の植物で、ツバキに似た直径2.5センチの白く小さな花を咲かせます。
ニシキギ
ニシキギ科の低木で、小枝にコルク質の翼が出る特性があります。晩秋の朱や紫の紅葉がとても美しく、和名の錦木は紅葉の美しさを錦に例えたものであり、古くから庭園樹として愛されてきました。
コバノセンナ
紅葉で色づいた植物園を歩いていると、ぱっと黄金色の花が目に飛び込んできますのが、花が少ない晩秋に咲くコバノセンナです。南アメリカ原産のマメ科の植物で、耐寒性があり、九州などでは、花木として露地植えされることがあります。
サザンカ
サザンカは、山口県から九州・沖縄にかけて、白い花をつけて自生している日本の固有種で、「福岡市の花」に指定されています。ツバキとよく似ていますが、ツバキは花首が一度に離れて散ってしまうのに対し、サザンカは花びらが1枚1枚散ります。また、ツバキは葉が大きく若枝、葉に毛がありませんが、サザンカは葉にも小さく毛があるといった外見の相違があります。佐賀県神埼郡吉野ヶ里町の千石山が群生地の北限で、国の天然記念物に指定されています。
ホルムショルディア・サングイネア
花の形から、英名をチャイニーズハット(中国人の帽子)やカップ・アンド・ソーサー(茶碗と皿)等といいます。クマツヅラ科の常緑低木で、ヒマラヤ山地の海抜1200メートルぐらいの所に自生します。
【福岡市植物園】
野外
カンツバキ、紅黄葉(イチョウ、イロハモミジ、ナンキンハゼ、ケヤキ、コマユミ)など
花壇
マリーゴールド、ペチュニア、アキランサス、ジニア など
温室
アブチロン、シクラメン、アサヒカズラ、ポインセチア、ラン など
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